毎月シリーズで行っている糖尿病チーム研修会。
4月は9日・23日に「糖尿病における眼科合併症について」と題して
当院眼科の西井医師よりレクチャーを受けました。
糖尿病になると目に起こる変化・合併症として、網膜症、緑内障、白内障、
その他(角膜症)があります。
網膜症は網膜の造影検査を行い黄斑部の病変の有無や進行状態を確認しますが、
黄斑部は病変が進んでも症状が現れにくいため、定期的な眼科受診が必要とのことです。
治療は、網膜光凝固術です。どちらも当院で可能です。
急性緑内障は眼圧が上昇するため「痛み」を自覚しますが、一般的には自覚症状が出にくいため緑内障を早期に発見するには、40歳を過ぎたら健診を受けることが大切です。
40歳以上の20人に1人は緑内障が見られるそうです。
👀糖尿病の目の合併症は失明につながる可能性がある。
👀進行するまで自覚症状が出にくい。
👀症状が無くても定期的な眼科受診が必要。
西井医師の講義を聞きながら、当院は糖尿病専門医との連携で目の合併症の予防・早期発見・治療を受けることができる環境になっているとあらためて感じました。