令和6年9月27日(金)17時15分~身体拘束最小化・認知症ケアチーム会主催の研修会を行いました。講師は、「認知症高齢者の看護実践に必要な知識」の研修を修了した山原主任が務めました。
先ず、身体拘束とは・拘束3ロック・身体拘束による弊害など基本的な事を学びました。
その後、4グループに分かれ、車いすベルト、4点柵、ミトン+抑制帯、拘束衣の4種類の身体拘束を体験しグループで話し合いました。
患者安全を確保するためには身体拘束はやむを得ない。
でも、看護者の都合による身体拘束になっていないか?
どうしたら拘束をしないで済むかをもっと考えるべき。
やむを得ず拘束をしたとしても、少しでも早く解除できるようにする。
身体拘束は自由を奪われる、人としての尊厳を脅かす行為。
患者に関わる皆で考えていくことが大切。
などの意見が出ました。
当院は、高齢・認知症でせん妄の発生要因を抱えている患者さんの割合が高い病院ではありますが、チームの活動により身体拘束割合は年々減少傾向にあります。
これからも皆で身体拘束最小化に取り組んでいきたいと思います。