6月の接遇強化月間にちなんで、「もし自分が患者だとしたら、ケアしてもらいたい人」を
職員投票で選んでもらいました。
第3回目は得票数が多かった看護師のインタビューを紹介します。
Q1、今回選ばれたことに対する気持ちを教えてください。
Kさん:「私が?」という思いと、ありがたいという感謝の気持ちの両方があります。
Sさん:選んでいただいた皆さん、ありがとうございます。
Mさん:嬉しく誇りに思います。病んでいる人に声をかけ手をさし出すようにしているだけで、特別なことはしていませんが・・・
Q2、患者さんのお世話をするうえで心がけていること・大切にしていることは?
Kさん:常に相手の気持ちを考えながら援助させてもらっています。日常の何気ないやりとりや会話を大切にしたいと思っています。忙しそうな態度で接すると患者さんが訴えにくくなると思うので、手を止め、話に耳を傾けることを大切にしています。
Sさん:ずいぶん前に勤めていた病院の院長が「患者さんには親切に、お年寄りには優しく」とよく言われていました。患者さんに接する時、今でもその言葉が思い出されます。長い入院生活の末に最期を看取る患者さんも多く、少しでも心を癒してあげたいと思います。自分も年齢を重ねその思いがより強くなりました。
Mさん:心をこめて患者さん思いに応えたいと思っています。
看護部では、スローガンに「看護部5K」を掲げています。
以前、看護職は5K「きつい・汚い・危険・給料が安い・休暇がとれない」の職業だと言われていました。その5Kを払拭しての、看護職に必要な「5K」です。
❤気づく:5感を使って患者さんを観察する
❤感じる:患者さんの辛い気持ちを思いやる、共感する、受容する
❤考える:患者さんにとって何が最善か考える、先取りする、新しい事を考える
❤変える:自分が変わる、自分がする、環境の変化に適応する、現状維持は後退
❤継続する:継続は力なり、協力する
選ばれた人達は、まさに「5K」の力が備わったナースだと思います。
自信と誇りをもって「私は5Kの職種です」と言いたいと思います。