令和2年3月28日(土)13時~当院会議室において看護発表会を行いました。
新型コロナウイルス感染拡大防止で各種の集会等が自粛されているところではありましたが、マスクの着用、手指消毒、三密を避けるなどの感染防止策を講じて行いました。
<報告・伝達>
1、感染対策防止加算2に係わる共同カンファレンスから報告
前野静江(3階病棟師長、ICT)
2、「平成30年の豪雨災害における看護師の役割」の講演を聞き学んだこと
石原美和(4階病棟主任)
3、「高齢者施設における看取りと意思決定支援」の研修から学んだこと
岩佐恵理(4階病棟)
<看護実践報告>
1、言語障害(重度失語症)のある患者の看護―ご家族のご意向・ご希望を受けて―
原 祐介(3階病棟)
2、多系統委縮症(難病)の患者とその夫への関わり
吉田尚美(4階病棟)
3、糖尿病ケトアシドーシスの患者の看護―緊急搬送された現場を振り返って―
菊池愛実(外来副主任)
<2020年度の看護部の方針・目標>
福田正子(看護部長)
<看護実践報告>
3題とも、患者さんや家族に真剣に誠実に向き合ってきた状況が伝わってきました。そしてその過程を振り返り学んだことを今後の看護に活かしていこうとする意気込みが感じられました。
<報告・伝達>
1、感染対策加算1の医療機関との共同カンファレンスの内容とそれに伴う当院の院内感染防止対策の状況が報告されました。院内でアウトブレイクが起きていないのはICTの日頃の活動の賜物だと感じました。
2、災害マップを確認しておくことが災害に備える一歩であると感じました。「災害は必ず起こる」と認識し当院も病院を挙げて「災害に強い病院」にしていかなければならないと思いました。
3、高齢者の最期を支えようとするとき、日常繰り返される日々のケアを丁寧に行うことが高齢者の尊厳の保持につながる。褥瘡や誤嚥性肺炎は日々のケアを大切に行うことで予防できる。高齢の患者が多い当院にとってあらためて考えさせられる文言でした。
令和2年度、いよいよ病院新築工事が始まります。
看護部の理念である『ケアを受ける人とケアをする人の双方が「よかった」と満足できる
ケアを提供します』を具現化するために「倉敷シティ病院ケア10箇条」を掲げました。
新病院に向けて、看護部もチャレンジ・チェンジしていきたいと思います。